FC版ドラクエ3魔法使いとの付き合い方
今回は魔法使いについて語っていきましょう。
大器晩成型の成長ながら、重要な呪文は序盤で覚え、専用装備も多く、楽しみ方の多いおすすめの職業です。
魔法使いの呪文
メラ、メラミ、メラゾーマ
Lv.1、Lv.17、Lv.36で覚える。火の単体攻撃呪文。
メラは序盤でとてもお世話になります。
メラミも一部の雑魚に使えますね。
みんな大好きメラゾーマはラスボスに効かないのが非常に残念です。リメイクでは効くようになりました。
スカラ、スクルト
Lv.4、Lv.9で覚える。味方の防御力を上げる呪文。
ドラクエ3最強の呪文の1つ。ボス戦で大活躍ですね。レベル低い内から使えるのも素晴らしい。
ヒャド、ヒャダルコ、マヒャド、ヒャダイン
Lv.5、Lv.20、Lv.26、Lv.32で覚える。氷のグループ攻撃呪文。
多くの敵に効きやすく、とても使いやすいですね。
ちなみに、マヒャドとヒャダインの覚える順番は本来逆だったらしく、公式ガイドブックでもマヒャドはLv.32で覚えると書いてありました。開発者の中で誰か気付かなかったんでしょうか。
子供心に、ヒャダインは全体攻撃だったので、遅く覚えることはむしろ納得してましたが。
ギラ、ベギラマ、ベギラゴン
Lv.7、Lv.14、Lv.29で覚える。火のグループ攻撃呪文。
ギラを覚えると魔法使いが活躍し始めますね。
ベギラマも同じく雑魚戦で活躍。同じ効果を持つ”いかづちのつえ”を魔法使い以外に持たせて、Wベギラマをやると爽快です。
イオ、イオラ、イオナズン
Lv.11、Lv.23、Lv.38で覚える。火の全体攻撃呪文。
火の呪文は外すことも多いですが、イオ系は全体攻撃なので、下手な鉄砲数打ちゃ当たる的な使い方ができて好きです。ギラ系よりもダメージ高いのも良いですね。
フロストギズモを、ベギラマとイオラで一掃すると最高に気持ち良いです。
マホトラ
Lv.15で覚える。敵からMPを吸い取る呪文。
ちょっと便利な呪文ですね。味方からも吸い取れるので、MP余ってる味方がいたら拝借しましょう。
インパス
Lv.18で覚える。宝箱の中身が安全かどうか判断する呪文。
サマンオサ南の洞窟で大活躍しますね。赤くなると敵が入っています。
ネットで見ればいいは禁句。
トラマナ
Lv.19で覚える。バリア地帯を無傷で通れるようになる呪文。
バリアは一歩歩くと15ダメージとけっこう痛いので一人は覚えておきたいですね。
バイキルト
Lv.21で覚える。与ダメージを2倍にする呪文。
ボス戦で大活躍ですね。ルカニ、スクルト、バイキルトはもう定番中の定番です。
冷静に考えて与ダメージ2倍って異常じゃないでしょうか。ドラクエ3最強呪文と言われるのも頷けます。
マホカンタ
Lv.24で覚える。呪文を跳ね返す呪文。
うまく使うとカッコいい。
敵より先んじて唱えたいので、使う時は”ほしふるうでわ”が欲しくなります。
ラナルータ
Lv.25で覚える。昼夜を入れ替える呪文。
アッサラームで夜の店に行きたい時か、サマンオサで王様に会いに行く時に使うくらいでしょうか。”やみのランプ”でもいいですけどね。
メダパニ
Lv.28で覚える。敵を混乱させる呪文。
はぐれメタル狩りで、ダースリカントやキメラにメダパニが主な使い方でしょう。
後、メイジキメラが先制で使ってきて、めっちゃイライラするやつです。
シャナク
Lv.30で覚える。呪いを解く呪文。
呪われた装備を外す際に使えますが、教会でも呪いは解けるので使わないでしょうね。
レムオル
Lv.33で覚える。透明になれる呪文。
現実世界で欲しい。
ドラゴラム
Lv.34で覚える。ドラゴンに変身する呪文。
ピオリムと組み合わせて、はぐれメタル狩りに使われる呪文ですね。複数のはぐれメタルを一掃できると爽快です。
アバカム
Lv.35で覚える。鍵を開ける呪文。
普通に鍵を持ってればいいのですが、アイテム欄を1個節約できると考えることもできます。
モシャス
Lv.37で覚える。味方に化ける呪文。
HP/MP以外のステータスと呪文がコピーされます。
勇者か僧侶に変身するのが定番でしょう。
勇者に変身してギガデインやらベホマズンを連発すると楽しいです。
僧侶に変身して回復役を増やしても面白いですね。
賢者か商人が”はやぶさのけん”を装備して、攻撃力の高いキャラにモシャスすると、高攻撃力で2回攻撃ができます。これは「はかぶさ戦法」と呼ばれる有名な戦法です。
はかぶさはドラクエ2の裏技なので気になる方はググってみてください。余談ですが、ビルダーズ2に”はかぶさのけん”が出てきてクスっとしました。
パルプンテ
Lv.40で覚える。何が起きるかわからない呪文。
主にはぐれメタル狩りに使われる呪文ですね。
魔法使いのステータス
中盤までは、ちからと体力が低く、素早さは並み、賢さがよく伸びます。僧侶とほぼ一緒です。
終盤からなぜか、たいりょくと素早さが伸び始めるので、やり込むと打たれ強い呪文のスペシャリストになれます。
魔法使いの装備
装備は基本的に貧弱なので、体力が低いこともあってよく死にます。
死ぬ場面を挙げだすと、推挙に暇がありません。
しかし、最後の最後にマイラで、呪文・炎・吹雪耐性を持つ”みずのはごろも”を購入すると一気に耐久力が上がります。今までの苦労が報われる瞬間ですね。
呪文・炎・吹雪の全ての耐性を持つことができるのは、勇者を除くと魔法使いだけなので、これは大きなアドバンテージです。
もう少し細かくみていきましょう。
武器については、基本的に何も持たなくて良いと思います。素の力が低いので、何を持たせても雀の涙です。MP切れたら素直に防御してた方が安全で良いです。
カザーブについたら”どくばり”を装備して一撃必殺ガチャを楽しみましょう。
アッサラームのぼったくりやで”りりょくのつえ”を購入するのは趣味の範囲です。魔法使い最強の武器ですが、やっぱり素の力が弱いのでそこまで強くはありません。
おそらく周辺に出現するキャットフライがマホトーンを使ってくるので、その対策のために置いてあるのでしょう。
それにしても5,000Gは高過ぎなんですが笑
テドンで通常価格で買えますがやっぱり趣味の範囲でしょう。MPが切れた時のお守りくらいに思っておきましょう。
海に出たら”いかずちのつえ”を持って、無料ベギラマしてるのが無難だと思います。
防具については、基本貧弱ですが、少しでも生存率を上げるために良いものを装備させてあげたいですね。
”きんのかんむり”をロマリアの王様に返さないのは、もはや定番。
”みかわしのふく”は高いけど是非とも買ってあげたい一品。防御力も20とそこそこあり、たまに敵の攻撃を避ける効果があります。
”てんしのローブ”も愛があれば買ってあげたい一品。防御力は35で50%の確率でザキ系の呪文を無効化する効果があります。
妖精の里でしか買えないので、へんげのつえを渡す前に買っておきましょう。
”みずのはごろも”はマイラで購入可能。魔法使い専用かつ呪文・炎・吹雪を軽減する最強の防具。(ひかりのよろいを除く)
このためだけに魔法使いを使っても良い。
やり込みの範囲になりますが、”ふしぎなぼうし”は呪文使いは誰もが憧れる消費MPが3/4+1になる素敵な帽子。
ひょうがまじんが1/128の確率、メイジキメラが1/64の確率で落とします。愛があれば取りに行きましょう。
魔法使い専用の装備として、”どくばり”と”みずのはごろも”があり、どちらも最後まで使える有用なアイテムであり、開発者の愛を感じます。
魔法使いからの転職
僧侶と同様に転職の幅は広く、魔法使いの楽しみ方の1つになっています。
転職のタイミング
どの呪文を使いたいかによって転職のタイミングが変わってくるでしょう。
Lv.21でバイキルトを覚えてから転職するのが定番です。
私はマホカンタが好きなのでLv.24まで上げることが多いです。
転職先
定番かつ人気なのは戦士と賢者です。
プレイスタイルにもよりますが、魔法使いの呪文は、ボス戦でのスクルト・バイキルトだけで十分だったりもします。
なので、バイキルトを覚えたら戦士に転職すると、雑魚戦では打撃要員、ボス戦では補助呪文要員かつ打撃要員として活躍できます。
また、戦士は早熟なので転職後もすぐに前線に復帰できる点も大きいです。
ダーマの神殿でもおすすめする人がいるくらいなので、開発者の設計意図を感じます。
賢者への転職はスタンダードにおすすめです。魔法使いは打たれ弱いので、たいりょくが高く装備も優秀で回復もできる賢者に転職することで、パーティ全体の生存率を上げることができます。
武闘家への転職も戦士と似たような理由でおすすめできます。
こちらの方が、打たれ弱いですが、素早さを活かした戦い方ができるようになります。
特に、ネクロゴンドでは、フロストギズモやミニデーモン相手に活躍できます。フロストギズモにはベギラマ・イオラ、ミニデーモンにはヒャダルコを先制して唱えることができるため、生存率が一気に上がります。
また、ボス戦では武闘家のバイキルトから勇者の攻撃が流れるようにできるのも、かなり楽しいです。
最終職業としての魔法使い
レベルを上げると体力と素早さも伸び、”みずのはごろも”を装備できる魔法使いは、最終職業としても優れています。
呪文のスペシャリストとしてキャラ育成するなら、賢者ではなく魔法使いも選択するのもアリでしょう。