FC版ドラクエ3武闘家との付き合い方
今回は武闘家について語っていきましょう。
会心の一撃はロマン。
武闘家の特殊能力
武闘家の代名詞ともいうべき会心の一撃。
レベルが上がるほど会心の一撃が出やすいという特殊能力を持っています。
でも、レベルが低い内は他の職業と変わらない頻度なので、がっかりしてしまった人も多いはず。
体感できるようになるのはLv.30を超えたあたりじゃないでしょうか。
確率は「レベル÷255」で決まります。計算してみると、
Lv.30で11.7%
Lv.40で15.6%
Lv.99で38.3%
となり、クリアする頃でもそんなに高くないことがわかります。
ちょっと残念ですが、会心の一撃連発はクリア後のお楽しみと考えましょう。
武闘家のステータス
ちから、体力、素早さが驚異的な伸びをする前衛タイプのステータスです。
最序盤は伸びが悪いですが、途中から急激に上がり始め、最終的にはなぜか運の良さも上がり、かしこさ以外のステータスはカンスト近くまで行きます。
会心の一撃の確率と合わせて、最後までレベル上げが楽しいのも武闘家の良いところですね。
会心の一撃の影に隠れてしまいますが、素早さの高さも武闘家の大きな特徴です。
推奨レベルで冒険を進めていく場合、基本的に敵の方が若干速いので、先手を取られがちです。
しかし、武闘家は先行して行動できるので、敵の数を減らすなり無効化することで、非ダメージを抑えることができます。
”ほしふるうでわ”を装備すれば他職業も先行して行動できますが、”ほしふるうでわ”は一品物なので、一人しか装備できません。
武闘家がいることで先行して行動できる味方を二人にできる、というのは大きなアドバンテージとなるでしょう。
ベギラマの効果がある”いかずちのつえ”を武闘家に持たせ、”ほしふるうでわ”を魔法使いに装備させると強力です。二人がかりの攻撃呪文で一気に敵を減らすことができます。
ラリホーの効果がある”ようせいのふえ”を持たせるのも面白いですね。ラリホー役を武闘家に任せられるので、僧侶の呪文と合わせて多くの敵を無力化することができます。
性別が女性だったらメダパニの効果がある”ゆうわくのけん”も使えるので、こちらもおすすめですね。
武闘家の装備
装備品は非常に少ないですが、高いステータスのおかげで攻撃力と守備力にそんなに不安はありません。装備品の少なさは、むしろお金の節約になります。
ただし耐性装備が一切装備できないので、魔法や息攻撃に弱いのが弱点です。
最序盤は武器もないことから、攻撃力は僧侶より強い程度ですが、カザーブで”てつのつめ”と”ぶとうぎ”を購入すると、ステータスが伸びやすくなる時期も重なり、武闘家の強い時期が始まります。
中盤から終盤に差し掛かる頃になると、敵の魔法攻撃や息攻撃が強力になってくるため、弱点が表面化してしまいます。我慢の時期ですね。
終盤になると、HPの伸びにより耐性面の弱さを多少カバーできるようになるので、また安心して使えるようになります。
武闘家からの転職
転職すると会心の一撃の特殊能力が失われてしまうので、武闘家から他の職業に転職するのはあまり意味がないと言われています。
転職するとしたら、その素早さを活かして戦士に転職すると良いと思います。
”いなづまのけん”や、”らいじんのけん”を持った素早い戦士が作れると、先行してイオラやベギラゴンを連発する強力なキャラクターを作ることができます。
ただ、十分な素早さを確保するためには、相当レベルを上げる必要があります。
終盤の敵でも先行をとるためには、素早さ100程度は欲しいです。転職時にステータスは半分になるので、武闘家の時点で素早さ200を確保する必要があります。
武闘家で素早さが200になるのはLv.40くらいなので、かなり大変ですね。
やり込みの範囲内になりますが、苦労した分、気持ち良さは最高です。
最終職業としての武闘家
レベルを上げるほど、会心の一撃の確率と、ステータスが上昇していく武闘家は、最終職業としても優れています。
全ての呪文を覚えた武闘家を作るのは誰もが夢見たことでしょう。
呪文も使えて、会心の一撃も連発できるなんてロマンが過ぎます。最高です。